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遺産整理が思うように進まない!原因と対処法をくわしく紹介

悩んでる女性

 

大切な家族を亡くし、遺品整理を始める気持ちにならない方も多いですよね。また、遺品整理をしようと思っても、さまざまな理由から作業が進まないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこでこの記事では、遺品整理がなかなか進まない原因を抑え、効率よく済ませる方法をくわしく紹介します。

この記事を読むための時間:3分

遺品整理をする時期は?

遺品整理をする適切な時期に、決まりや風習などはありません。しかし、遺品の中には遺産相続として分配しなければならないものもありますので、早めの時期が望ましいでしょう。

親族が集まるタイミング

遺品を整理する時期は、相続トラブルに発展しないためにも法事などの親族が集まるタイミングで行うと良いでしょう。遺品の中には、現金や資産価値のある物もあります。それらは、遺言書があればそれに従って進め、なければ、法定相続人で分配する必要があります。親族の同意なく、自己判断で捨てたり、誤って売却してしまわないように注意しましょう。

 

親族が集まる機会を利用するれば、人手も増え、スムーズに作業を行うことができます。

気持ちが落ち着いたタイミング

大切な家族を亡くした時の心の癒え方には個人差があります。そのため、相続人が複数いる場合は、遺品整理を行うタイミングが違ってくるかもしれません。そういう時は無理しなくて大丈夫です。焦らず、気持ちを整えましょう。しかし、いつまでも遺品を手元に残しておくことは難しいのも事実です。遺品整理は、罪悪感を抱くものではありません。故人への思いや関係を整理し、思い出と向き合う大切な作業です。

 

相続人同志で気持ちを尊重し合い、折り合いをつけながら遺品に向き合うことも立派な供養と考えてみてはいかがでしょうか。

遺品整理が進まない3つの原因

遺品整理をすると決めても、なかなか進まない主な原因は以下の理由が挙げられます。

物が多すぎる

住人が亡くなったことで空き家になる場合、家にある全ての物が遺品となります。物が多すぎたり片付ける範囲が広かったりすると、遺品整理がなかなか進まないということがよくあります。

残す残さないの分別が難しい

遺品整理をする際に、一番時間を要する作業が遺品の分別です。現金や貴重品、美術品といった資産として扱われるものは分別しやすいのですが、思い入れのある品や形見として取っておきたいものなどは、当事者にはなかなか捨てられません。一つ一つの遺品に立ち止まってしまうと、遺品整理が進まなくなってしまうでしょう。

遠方に住んでいる

遺品整理は1日で出来るものではありません。遠方に住んでいる方は、まとまった休暇を利用するか、休日に時間を作って行き来するかしか方法がなく、なかなか進みにくいでしょう。ある程度遺品の分別ができたとしても、不用品は自治体のルールに従って処分する必要があり、廃棄するタイミングが合わないこともよくあります。

 

遠方に住んでいる方にとって、実家に長期間帰って遺品整理をするのは、体力的にも金銭的にも大きな負担がかかるでしょう。

遺品整理を効率よく進めるための対処法

遺品整理を効率よく進めるためには、まず、考え方を整理することから始めましょう。

故人が望むことを考える

故人の遺言やエンディングノートがあれば、その内容に素直に従いましょう。故人の意思が遺されていなかったとしても、遺品整理に罪悪感を抱くことはありません。遺品整理をしてくれる家族がいることや遺品と向き合ってくれる気持ちを、故人はきっと喜んでくれているはずです。

遺品は最終的に処分するものと考える

亡くなったばかりであれば、思い入れもあり、なかなか遺品を整理することができないものです。しかし、「いつか使うかもしれない」「故人との思い出があるから」と残し始めたらキリがありません。「一年放置した物は処分する」と期限を決め、処分に踏み切りましょう。

 

データに残せるものはデータに残し、現物は最終的に処分するものと考えたほうが効率よく進めることができます。

遺言書や貴重品は残す

遺品整理で捨ててはいけないものがいくつかあります。遺言書や貴重品など、相続に関わるものは処分対象から外しておきましょう。パソコンやスマートフォンなどもその対象です。それらは、他の遺品に紛れ込んでいる場合がありますので、遺産整理する前に探しておくと良いでしょう。

判断のつかない物や書類は残す

遺品の中には、仕事関係の書類や先祖代々受け継がれた物など、自分には思い入れがなくても、自分以外の人にとっては大切な物もあります。後になって必要な物だとわかっても、処分してしまうと二度と元に戻せません。判断のつかない物や仕事関係の書類などは残しておきましょう。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理は、身体的な負担だけでなく、心の負担も大きな作業です。思い入れのある家族だけでは仕分けが難しく、遠方に住んでいるのであればなおさら、時間がかかるでしょう。近年、核家族化が進んだことで、遺品整理を業者に依頼する遺族が多くなっています。

 

料金はかかってしまいますが、遺品整理で困ったことがあれば、業者に相談してみてはいかかでしょうか。

遺品整理は一人で抱え込まないことが大切!

親族を亡くすと寂しく、生前やっておけばよかったと後悔することも少なくありません。そんな状況でも、遺品整理はやらなければならない作業の一つです。しかし、遺品整理で疲れてしまったら、無理はせず、しっかり休みましょう。遺品整理は、一人で抱え込まないことが大切です。話を聞いてくれる親族がいなければ、遺品整理士が在籍する遺品整理業者に相談してみてはいかがでしょうか。

 

わからないことや不安なことをプロに相談することで、解決策が見えてくるかもしれません。

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