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遺品整理を自分で行うにはどうすればいいの?進め方やポイントを紹介

カセットテープと壺とアクセサリー

 

近年、遺品整理を業者に依頼する方も増えてきていますが、故人の思い出と向き合いながら時間をかけて行いたいという方も少なからずいらっしゃいます。遺品整理を自分で行う場合、何から始めていいのか、何に注意したら良いのかわからず、途中で挫折してしまうこともよくあることです。

 

この記事では、遺品整理を自分で行うと決めたら、ぜひ参考にしていただきたい、進め方やポイントについてくわしく紹介します。

この記事を読むための時間:3分

遺品整理を自分で行う前に

遺品整理を自分で行う際、トラブルを事前に防ぐためにも以下の点に注意を払うことが重要です。

遺品整理を行う時期

遺品整理に、最適な時期というのはありません。遺族が、故人としっかりお別れができたタイミングに取り掛かるとよいでしょう。特に、遠方に住んでいる場合は、体力的にも時間的にも大きな負担がかかります。なるべく、短時間で終わらせられるスケジュールを組むことから始めましょう。

相続人や親族に知らせる

遺品には、相続人に分配されるべき遺産も含まれています。後のトラブルを防ぐためにも、親族が集まる法事などのタイミングで遺品整理をすることを直接知らせるようにしましょう。荷物が多い場合や、空き家になる場合の遺品整理は、一人で行うとかなりの重労働です。知らせることにより、トラブル回避できるだけでなく、親族も一緒に進めてくれる可能性がありますので、スムーズに作業がはかどるでしょう。

自分で遺品整理を行う5つポイント

自分で行う遺品整理は、量にもよりますが、とにかく時間がかかります。行う前に以下のポイントを抑えておくと効率よく進めることができるでしょう。

スケジュールを決める

スケジュールを決める場合は、まず、いつまでに終わらせるかゴールを決めることが重要です。ゴールを決め、逆算してスケジューリングすると、スムーズに進めることができるでしょう。親族と一緒に行う場合は、それぞれの予定をすり合わせなければなりません。

 

日程が合わないからと延ばすのではなく、仕分けだけをする日、掃除するだけの日などを設け、決めた終了日を超えないよう意識することが大切です。

遺品整理を行うための準備をする

遺品整理を行ううえで準備しておきたいもののほとんどが、仕分けに必要なものです。以下の道具は、最低限準備をしておきましょう。

 

  • ゴミ袋
  • 段ボール
  • ガムテープ
  • カッターやはさみ
  • ロープ
  • マジックペン
  • ドライバーなどの工具(家具などを解体する際に必要)
  • 台車
  • 軽トラなどの運搬車両

遺品を3つに仕分ける

遺品整理で一番迷う作業が仕分けです。以下のように、カテゴリを3つにすることで、遺品の仕分けに悩む時間を短縮できます。

 

  • 貴重品などの形見品
  • リサイクル可能なもの
  • 処分するもの

 

仕分けに悩む遺品があれば、一旦保留にしておきましょう。しかし、家具など大きな遺品は保留にしないことをおすすめします。後で処分すると決めた時、処分する段取りを再度とらなければならず、体力的にも時間的にも負担がかかります。

不要なものを処分する

遺品整理で出た不用品の処分は、自治体のルールに従って適切に処分しましょう。特に大型家電製品は、事前予約が必要な自治体があり、リサイクル料として別途費用がかかります。自治体のルールや家電リサイクル法に該当するものを事前に確認しておくと良いでしょう。また、処分を業者に依頼する場合は、「一般廃棄物収集運搬許可証」を保有した業者か委託業者に依頼するようにしましょう。

残した遺品を整理する

残った遺品は、以下の2つの方法で整理します。

相続人と分配する

資産価値のある遺品は他の相続人と分配します。何を残したかリスト化し、相続人と話し合いましょう。美術品など高価な遺品は、贈与税の対象になることもあるため注意してください。

リサイクルショップに売却する

自分も相続人も不要なものはリサイクルショップに売却することをおすすめします。リサイクルショップは、出張買取をしてくれるところを選び、日程を合わせて立ち合いましょう。収入となった金額はどうするか、事前に相続人と話し合っておくことも重要です。

住まいが遠方や荷物が多い場合は業者に依頼しよう!

遺品整理は自分で行うことも可能ですが、心身共に負担がかかります。住まいが遠方だったり、後に空き家になる場合の遺品整理は、行き来する費用もかかります。そういった負担を軽減するためにも、地域に密着した遺品整理業者を利用することを検討してみてはいかかでしょうか。遺品整理の資格を持ち、専門的な教育を受けた業者であれば安心して依頼することができます。

 

なかなか時間が取れない場合や不用品が大量にある場合も引き取ってくれるため、相続人の負担が軽減できます。

 

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