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遺品整理で捨ててはいけないもの12選!処分で迷った時の対処法も解説

遺言書と不動産権利書

 

遺品は、捨ててはいけないものと処分するものの分別が非常に難しく、遺品整理の中でも時間を要する作業の一つです。誤って処分してしまうと、相続人とのトラブルが発生する恐れがあるため、慎重に仕分けなければなりません。そこでこの記事では、遺品整理で絶対に捨ててはいけないものと仕分けに困った時の対処法についてくわしく解説します。

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遺品整理で捨ててはいけないもの12選

遺品整理において、捨ててはいけないものの主なリストは以下のとおりです。

 

  • 遺言書
  • 現金
  • 通帳、印鑑
  • 年金手帳
  • 身分証明書
  • 請求書、明細書
  • 手紙、ハガキ
  • パソコン、スマートフォン
  • 骨董品、美術品、貴金属
  • 証券
  • レンタル品
  • 引継ぎに必要な資料

 

これらは、故人が生前使用していたものを整理するために役立つものや遺産を分配するために必要なものばかりです。特に、遺言書や現金は、法的に捨てることは禁止されています。相続人に不利益になるような物は誤って捨ててしまわないようにしましょう。また、介護用品などのレンタル品は、他の家具に紛れてわかりにくいものです。

 

領収書や請求書、通帳の引き落とし履歴などを確認することで、対象のレンタル品かレンタル会社が特定でいる場合があります。遺産整理を行う際は、上記リストが遺品の中に紛れていないか確認することから始めましょう。

仕分けの判断に困ったときの対処法

効率良く遺品整理を行うには、遺品の仕分けが重要な作業です。しかし、思い出の品や家財道具など、なかなか判断に困ることも多いでしょう。そういった場合は、以下の方法で対処すると良いでしょう。

親族に相談する

遺品の中には先祖代々受け継がれてきた大切な物もあるでしょう。自分には思い入れがなくても、他の親族には大切な物かもしれません。「残すもの」「売却するもの」「相談するもの」を、事前に親族間で基準を決めておくと判断がつきやすいでしょう。一人で判断せず、迷わず親族に相談するのが賢明です。

データに残こす

遺品整理をしていると、故人の功績のわかる賞状や記念品、写真などが大量に出てくることがあります。そういった遺品を処分するのに躊躇するのは当然のことです。賞状や記念品などは写真に撮り、残しておきたい写真はコンビニなどにあるコピー機でスキャンし、データで保存しましょう。データに残せるものは残して現物は処分すると決めておくと、スムーズに作業が進みます。

 

クラウド上やUSBなどに保存してデータ化しておけば、場所を取ることなく、自分が落ち着いた時いつでも見返すことができます。

迷ったものは保留にする

捨てるか迷ってしまった物は、一旦保留にしておきましょう。遺品整理の仕分けは一度にしなくても大丈夫です。「せっかく時間を作って来たのだから」と勢いで捨ててしまうと、後悔してしまうことが出てくるかもしれません。迷ったものは日を改めて、再度親族間で話し合うことをおすすめします。親族間で決定したものは、処分がしやすく、作業がスムーズに進むでしょう。

 

自己判断で捨ててトラブルになるより、時間をかけて判断したほうが良いこともあります。

プロの業者にアドバイスをもらう方法も検討しよう!

自分で行う遺品整理は、思い出のあるものが多く、なかなか作業が進まないことが多いです。また、遠方に住んでいる場合は、何度も足を運ぶことが難しいため、捨てたらいけないものまで処分してしまいがちです。分別の判断が難しい場合や時間を有効に使いたい場合は、遺品整理業者に依頼することも一つの方法です。

 

優良な遺品整理業者には、遺品整理士が在籍しており、遺品整理に必要なノウハウをアドバイスしてくれます。仕事が忙しくなかなか時間がとれないという方は、ぜひプロの業者を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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